鷹・千賀が目指す姿 滲ませた進化への自信「チームを支える選手に」

2019.1.20(日) 13:08 Full-Count 福谷佑介
「コウノエスポーツアカデミー」のトレーニング合宿に参加した福岡ソフトバンク・千賀滉大※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

「チームが上がっていくためには、まず僕と巨さんがしっかり投げること」

 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手が19日、福岡・久留米市内で行っている自主トレを公開した。チームメートの東浜巨投手、松本裕樹投手、埼玉西武の榎田大樹投手、千葉ロッテの種市篤暉投手らとともに、トレーナーの鴻江寿治氏が主宰する「コウノエスポーツアカデミー」のトレーニング合宿に参加。複数のカメラを用いての動作解析などで投球フォームの微調整を行なっており、充実のオフを過ごしていることを感じさせた。
 自主トレ公開後、千賀が繰り返して発した言葉がある。「今シーズンが僕の中ではすごく楽しみです」。一度、二度、三度…。千賀は今シーズンが「楽しみ」だと言った。そこに自分への自信と期待感が感じられた。2019年、千賀滉大にとって、さらなる進化を遂げる年になるのかもしれない。
 昨季は上腕部の張りなどで度々戦線を離脱。長期離脱は避けられチームトップの13勝をマークしたものの、22試合の登板にとどまり、規定投球回にも届かなかった。「昨季はなかなかうまくいかなかったと思っていますし、悩む時間も長かった」。故障はフォームの乱れも一因にあった。このオフに鴻江氏のもと、これの修正を図っており「フォームの乱れ、コンディショニングをしっかり見つめ直して行こうと思っています」と...

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