【試合戦評】楽天が重苦しい投手戦を制す。嶋選手の決勝打で、ファイナルステージの勝敗は2勝1敗に

2017.10.19(木) 00:00 パ・リーグ インサイト

楽天の先勝で幕を開けた「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ。連勝を狙う楽天は今季8勝8敗の左腕・辛島投手を先発マウンドに送る。一方、黒星スタートとなった王者・福岡ソフトバンクは、今季13勝4敗、リーグ最高勝率のタイトルを獲得した千賀投手が先発する。
1回表、千賀投手は立ち上がりから150キロ超の直球を投じ、1番・茂木選手から見逃し三振を奪う。ところが、2番・藤田選手に四球を与えると、3番・銀次選手が右前へ運ぶ。打球が右翼手の前で大きく弾んで頭上を越えていく間に、1塁走者の藤田選手が一気に生還。昨日に引き続き、楽天が先制点を奪った。
いきなり追いかける展開になった福岡ソフトバンク。2回裏、3回裏と先頭打者を出すも、辛島投手の前に決定打が出ない。しかし、4回裏、先頭の内川選手が高めの直球を振り抜き、左翼席へ放り込む。4番の2試合連続弾で、福岡ソフトバンクが1対1の同点に...

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