右肘の故障で離脱し2度の手術を受ける
福岡ソフトバンクの岩嵜翔投手が21日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3500万円ダウンの9500万円で契約を更改した。今季は開幕直後に右肘の故障を訴えて、わずか2試合の登板にとどまり「苦しい1年、しんどいシーズンだった」と振り返った(金額は推定)。
昨季、セットアッパーの地位を掴み、72試合に投げて6勝3敗2セーブ40ホールド、防御率1.99の好成績を残した。今季もそのポジションとして期待されたが、守護神のサファテとともにチームを離れた。手術を受けたものの、状態は回復しきらずに、10月には再手術も受けた。
手術から2か月が経ったこの日、ようやくキャッチボールを再開し「とにかくまず怪我を治すこと。それしかできることはない」と言う。離脱の間に、森唯斗や加治屋蓮が台頭し、来季に向けての競争はさらに激化する。「いいピッチャーがたくさんいる。負けない気持ち、ゼロからの気持ちでやりたい。怪我が治れば、元のポジションでやれる自信はあるので」と、復活を...