オリックス・岩崎翔が同期入団のソフトバンク・中村晃へ感謝の惜別メッセージ「晃の思いも受け止め、覚悟を持って戦っていきます」「いつかホークスの監督として戻ってきてください」

スポーツ報知

ソフトバンク・中村晃に向けたオリックス・岩崎翔の直筆メッセージ色紙

◆パ・リーグ ソフトバンク12―5オリックス(27日・みずほペイペイ)

 オリックス・岩崎翔投手(36)が27日、引退試合を迎えた同学年のソフトバンク・中村晃内野手(36)に惜別のメッセージを寄せた。同じ07年のドラフトでソフトバンクに入団し、この日も最終打席に登板。若手時代から苦楽をともにしてきた仲間への思いをつづった。

 晃とはまだまだ対戦できると思っていました。これが最後になると、やっぱり寂しいです。ホークス時代は戦友で、別々のチームになってからはライバルでした。もちろん、友達でもありました。僕の中でずっと、晃は特別な存在です。

 高校時代からすごい選手でした。西が中田翔なら、東は中村晃でした。ホークスでは僕と藤井翼(現富山県立桜井高校監督)の3人が高卒新人。入寮して、毎日のように僕の部屋に集まりました。ただ何となく、話をするだけでしたが…。1週間ほどたつと、晃だけが部屋に来なくなりました。おそらく、1人で練習していたんだと思います。その頃からストイックでした。

 若い頃、小久保裕紀さんや斉藤和巳さんにお願いし、晃とアリゾナで自主トレをしました。連れて行っていただいていることに満足していた僕とは、意識が違いました。ある日の夜、廊下で泣いている晃を見ました。本気で変わろうとしているからこそ、出た涙なんだと感じました。僕と晃の2人で配膳して、緊張しながら先輩方と食事をしたのもいい思い出です(笑)。

 7月に引退を報告されました。「翔より先に辞めるのは少し悔しいけど、まだまだ頑張れ」と言ってくれました。同世代の選手がユニホームを脱いでいくと、僕自身も実感します。引退を意識せざるをえない年齢になっている、ということを。自分も周囲も納得できなければ、終わりが来ます。晃の思いも受け止め、覚悟を持って戦っていきます。

 いろいろな思いを抱えながら、しんどい中で野球を頑張ってきたと思います。少しゆっくりして、またユニホーム姿を見せてください。そしていつか、ホークスの監督として戻ってきてください。晃の笑顔を見ると、僕の方がホッとします。晃、ありがとう。(岩崎 翔)

記事提供:スポーツ報知(別ウィンドウで開く)

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

オリックス・岩崎翔が同期入団のソフトバンク・中村晃へ感謝の惜別メッセージ「晃の思いも受け止め、覚悟を持って戦っていきます」「いつかホークスの監督として戻ってきてください」