【ソフトバンク】栗原陵矢「今日のは素晴らしいホームランだったと思います」リーグ独走の37号&106打点 連勝で優勝マジック12に

スポーツ報知

ヒーローとなった近藤健介(左)と栗原陵矢(カメラ・鬼束 羽瑠菜)

◆パ・リーグ ソフトバンク5―4日本ハム(9日・みずほペイペイ)

 まさに、4番の仕事だった。1点を追う3回2死二塁。ソフトバンク・栗原陵矢内野手(30)は「しっかりとピッチャーの球に集中した」と、達の2球目の高め直球を強振した。左中間テラスへ放り込む37号2ランで、序盤であっさりと試合をひっくり返した。

 前夜8日には今季4度目の1試合2発で14得点大勝を呼び込んだ。2試合連発のリーグ独走の37号は、05年に46発を放った松中、43発のズレータ以来、球団21年ぶり。お立ち台では「今日のは素晴らしいホームランだったと思います」と、自画自賛しておどけてみせた。同じく独走の打点も、球団で16年の内川に並ぶ106まで伸ばした。

 胸に秘めた思いがあった。1日に同じ相手、日本ハムとの敵地戦の8回に自らの失策を起点に1―2で敗戦した。普段と同じように仲間と接していたが、本音では「本当の意味で切り替えは難しい」と悔やしさは忘れられなかった。「(守備は)成功体験だったり、練習をしていかないと。不安とかプレッシャーの中で、これからもやっていかないといけない」と、練習では基本動作から見直した。その後、5日の西武戦で2打点で勝利に貢献。引きずることなく、すぐに本来の姿を取り戻した。

 打点争いで自身に次ぐ3番・近藤も、初回に14試合ぶりの先制26号ソロ。今季10度目の“KKアベック弾”でチームに勢いをもたらした。近藤も94打点で大台を視界に捉える。球団では04年に120打点の松中と、100打点のズレータ以来となる100打点コンビ誕生も目前だ。

 頼もしい中軸の活躍に、小久保監督は「一気に逆転できたのが今日の勝因」と、たたえた。優勝マジックは1つ減って12。このまま一気に突き進む。(森口 登生)

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