【ソフトバンク】前田悠伍が60年ぶり快挙の開幕9連勝も笑顔なし「今日のような投球ではチームに流れがこない」あるぞ新人賞&最多勝…チームは60勝一番乗りで5日もマジック点灯

スポーツ報知

前田悠伍

◆パ・リーグ 楽天6―10ソフトバンク(2日・楽天モバイル最強パーク宮城)

 ソフトバンク・前田悠伍投手(20)が開幕から無傷の9連勝を飾った。高卒3年目以内では、66年に高卒1年目で13連勝した堀内恒夫(巨人)以来、60年ぶりの快挙だ。小雨が降り続き、相手の大乱調で間が空く悪条件が重なる中での6回5失点。「今日のような投球ではチームに流れがこない」と笑顔はなく反省を口にした。

 ピンチでの粘投が負けない男の真骨頂だ。8試合ぶりの複数失点となったが、適時打は1本も許さなかった。4回無死満塁は、犠飛と内野ゴロの間の2点でしのいだ。6回1死二、三塁も内野ゴロの1点のみ。5月24日の日本ハム戦(みずほペイペイ)で満塁弾を浴びてから、8試合連続で適時打を喫していない。この試合のソロ2発を含め、被弾もすべて走者なしの場面だった。

 4日に21歳の誕生日を迎える左腕。夏場もローテをしっかり守っているのは、自己管理の高い意識のたまもの。チーム関係者は「大谷翔平と同じですよ。20歳で、押しつけでなく自分でやり抜くことがすごい」と舌を巻く。外食は好まず、先輩からの食事の誘いも体調を優先して断る意志の強さがある。

 リーグ勝利数トップの日本ハム・加藤貴に1差で、新人王とのダブルタイトルまで視野に入ってきた。チームは後半戦の連勝スタートで両リーグ60勝一番乗り。最短で5日にリーグ3連覇に向けたマジックが点灯する。(島尾 浩一郎)

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