【オリックス】希少がんと闘う福森大翔さんが始球式 盟友・森友哉が見守る前で2年連続のノーバン投球「すてきな人生」

スポーツ報知

大阪桐蔭野球部OBで現在希少がんと闘う福森大翔さんが始球式を行った(カメラ・豊田 秀一)

◆日本生命セ・パ交流戦 2026 オリックス―阪神(12日・京セラドーム大阪)

 名門・大阪桐蔭の硬式野球部出身で、希少がんと闘う福森大翔(ひろと)さんが、試合前の始球式に登板した。この試合を協賛するセンス・トラスト株式会社の今中康仁社長が、同校の野球部OBだった縁もあり実現。妻・聖欄(せいら)さんや高校時代に苦楽をともにした同級生・森友哉らが見守るなか、マウンドから全力投球した。

 森友は上半身のコンディション不良で離脱中で、捕手を務めることはできなかったものの、2年連続でノーバウンド投球を披露。「このような場をつくっていただいた今中社長はじめ、球団関係者の皆様に本当に心からお礼を申し上げたい。『当たり前』ではないということをずっと思って生活してきたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と振り返った。

 福森さんは高校3年時の2013年、外野手として春夏連続で甲子園に出場。センバツでは8打数3安打2打点、選手権では11打数6安打1打点と大暴れした。夏は2回戦の日川戦(山梨)ではサヨナラ打をマーク。立命大を経て、社会人として生活していた21年に2つの希少がんが見つかった。

 闘病生活のなかで励みになったのが、森友が試合で活躍する姿。「戦っているなかでけがをしてしまったのは聞いたんですけど…。その中でも見てくれて、

やっぱり背中を押してくれて、いつも本当にプレーを含めて友哉には感謝しています」と強調した。

 「病気になって気づかされたことがかなりある。僕の中ではいい人生というか、すてきな人生を歩めている。少しでも多くの人に健康第一というか、生きていくうえで根幹には健康があると知ってもらえたら」。合言葉は「最後は勝つ!!」。マウンドから見えた景色を力に、力強く歩み続ける。

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