
千葉市、ロッテ球団、イオンモール株式会社の共同会見が2日、同市役所で行われた。3者の合意により、イオンモール株式会社を千葉マリンスタジアム再構築事業における事業協力者として決定するとともに「千葉マリンスタジアム再構築基本計画策定に係る協定書」を締結したと発表した。
協定の目的は「千葉マリンスタジアム再整備基本構想」を踏まえ、幕張新都心の新たなまちづくりの拠点であり、まちとシームレスにつながるエンターテインメントスタジアムの再構築を官民連携によって進めるとともに、事業実施の具体的な内容等の検討や判断に資する基本計画を3者が協働してして策定すること。
ZOZOマリンスタジアムの老朽化を受けて近隣に新球場を造る事業で、2034年頃の開業を目指す新スタジアム再構築の方向性について千葉市、ロッテ球団は、スタジアムの型式を含む基本的な方向性について検討を進めてきた。その方向性を前提として、3者は、周辺まちづくりとの調和や事業の実現性などについて意見交換を行い、連携して基本計画の検討を進めていくことを確認。プロ野球の本拠地としての機能に加え、年間を通じた多様なイベント活用や来訪者の利便性向上等による収益性の増加を前提として、屋内型スタジアムを見据えた基本計画の検討を進めていくことについて、3者で認識を共有した。ドーム型の新球場が完成されれば、ZOZOの名物でもあった強風とはお別れになる。
基本計画の検討にあたっては、3者で構成する協議会を設置。スタジアムに導入する機能および施設配置、周辺地区を含めた交通計画、整備手法および管理運営のあり方、費用負担の考え方などを中心に検討を進める。あわせて、事業協力者が担う計画部分については、必要に応じて外部有識者の知見を活用し、計画の妥当性および事業実施主体のあり方を確認、検討を行った上で、来年3月頃までに事業実施の判断および基本計画の策定を目指す。
イオンモール株式会社からは、スタジアムを核とした回遊性の高い都市空間の形成や、365日を通じてにぎわいが生まれる施設構成など、幕張新都心全体の魅力向上に資する提案がなされている。3者は、これらの提案内容を踏まえ、屋内型スタジアムを見据えた基本計画の検討を進めていくとした。
ZOZOの老朽化を受けて近隣に新球場を造る事業で、当初は屋外型を予定していたが、球団は施設を所有する千葉市と継続的に協議検討を重ね、昨年10月にドーム型を要請。同11月、千葉市の神谷俊一市長がドーム型とする案を再検討すると発表した。ドーム化が実現すれば、現状では楽天を除いてパ・リーグ5球団目となる。
◆発表された今後の検討スケジュール(予定)
2026年6月~ 基本計画の検討
27年3月頃 事業実施の判断、基本計画の策定
27年4月以降 基本設計等
34年頃 開業