曽谷龍平投手、2軍戦で調整万全、自身の“開幕戦”へ。先に勝利の宮城大弥投手に「負けてられません(笑)」

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2軍戦の調整登板で好投したオリックスの曽谷龍平(写真=北野正樹)
2軍戦の調整登板で好投したオリックスの曽谷龍平(写真=北野正樹)

【Buffaloes Inside】

 オリックスの曽谷龍平投手が自身の“開幕戦”に向け、順調な調整を続けている。

「前回よりはいい感覚で投げることができました。変化球の精度は上がった感じがします。右バッターのインコースの真っ直ぐをもっと投げて、もう一段、レベルを上げたい」。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から帰国後、2度目の先発登板を終えた曽谷が、笑顔で投球内容を振り返った。

 4月2日に行われたファーム交流戦、DeNA戦(杉本商事Bs舞洲)で、5回2/3を73球、被安打2、4奪三振、2与四球、1失点。5回までは完璧だった。伝家の宝刀、スライダーが決まり1安打。DeNA打線の早打ちと、田島光祐捕手が二盗を刺す守りの援護にも助けられ、52球で5回を終えた。「一応、5回の予定だったのですが、もう1回、投げさせてもらいました」と志願の続投。

 2死一、二塁から田内真翔内野手に右前打を許し1点を与えたところで降板したが、予定外の6回は変化球を多投するなどテーマを変えて臨んだだけに、ダメージはない。前回先発した3月26日の阪神戦(2回2/3、45球、被安打5、1本塁打、3失点)とは違った姿を見せることができた。

「いつでも(1軍で投げる)準備はできています」という言葉からは、次週の6連戦での登板への決意がうかがえた。

 やっと訪れる自身の開幕。発奮する材料もある。WBCにともに出場した宮城大弥投手の存在だ。開幕投手を務め、同じ日のデーゲームの西武戦(ベルーナドーム)で今季初勝利(通算50勝)を挙げた。取材中に「どうなってます?」と試合経過を逆質問。「3回に1失点したが、チームが逆転してくれた」と告げると「すごいですね。負けてられません(笑)」

 年齢では曽谷が1つ上だが、プロ入りでは3年“後輩”になる。「実力では彼の方が、もちろん上です。(追いつけるように)毎日、必死でやるだけです」。調整登板から勝負のマウンドへ。最低2桁勝利を目標にする曽谷のシーズンが、間もなく始まる。

取材・文=北野正樹

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