
オリックス・岸田護監督(44)が26日、就任2年目の戦いに向けて「ベネズエラ野球」の体現にイメージを膨らませた。京セラDの全体練習後、春季キャンプから力を入れてきた走塁面の取り組みを総括。「ベネズエラさんを見ていても分かる。どうやって次の塁まで1個進めるのかが大事」と、WBCで初優勝した戦いぶりを「お手本」に掲げた。
侍ジャパンを破った準々決勝では、8回無死二塁からけん制悪送球の間にリードを3点に広げる走者が生還した。「数字にあまり表れないようなところが大事になる」。侍ジャパンにとっては痛い失点となったように、果敢な姿勢こそが白星に結びつくと力説した。
就任から2年連続で開幕勝利なら、球団の監督で07~08年のコリンズ以来2人目。「やるべきことはやってきた。『勝つ』しか思っていない」。3年ぶり覇権奪回に向け、まずは1戦目を全力で取りにいく。(南部 俊太)