
ソフトバンク・山川穂高内野手が3日、みずほペイペイドームの球団事務所で契約を更改し、現状維持の年俸4億5000万円プラス出来高払いでサインした(金額は推定)。来季は4年契約の3年目。「ホークスに来てから2連覇なので、伸ばしたいですね。パ・リーグのホームラン王をもう一回取りたい」と目標を語った。
今季は打率2割2分6厘と不振。23本塁打はリーグ2位、62打点は同4位だったが、2冠を獲得した24年から大きく数字を落とした。不動の4番の座を失い、2軍調整も経験。日本シリーズでは第2戦から3試合連続本塁打を放つ大活躍でMVPに輝いたが「今年(日本ハムと)接戦になった、苦しかったのは完全に僕のせい」と責任を強調。「来季は圧倒的な3連覇を。(自身も)圧倒的な成績を」と宣言した。
日本シリーズでつかんだ打撃の感覚は自主トレで維持。打撃練習を継続しており、技術的には「ここから修正を加えることもない。いい感じで来年を迎えられる」と確信している。減量中であることも明かし、すでに4キロ減。現在110キロだが「105、6キロまで落とす」と予告した。「昨年は一番重かったときに一番ホームランを打てた」と振り返ったが、今季は114キロの体が下半身に大きな負担を与えた。練習量などに影響することも踏まえ「西武時代の2017、18年くらいの体重」に戻すことを決めた。
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