
西武のアンダースロー右腕・与座海人投手(30)が19日、16日に来季の育成選手契約締結が発表された前巨人・高橋礼投手(30)の入団を歓迎した。
この日は埼玉・所沢市の球団施設で自主練を行った右腕。高橋とは昨オフにはDeNA・中川颯、ヤクルト・下川と4人で「アンダースローの会」を開催して情報交換を行った間柄。希少価値の高い投法だけに、「嬉しいっすよ。言い方が合ってるかわかんないですけど、気持ちがわかる人が増えたというか、共感できる相手が1人増えた。2人でしれっと隅っこのほうで(会合を)やっときます(笑)」とともに戦う日を心待ちにする。
「1球団にアンダースロー2人」は球界でもレアケースとなるが、「ライバルとは僕はあんまり思ってないです」ときっぱり。「周りを見て競るタイプじゃなくて、いかに自分の能力をちょっとずつちょっとずつ伸ばしていけるかだと思ってるんで。周りは比べたりするだろうけど、僕はそこまでライバルとは思ってなくて、どっちかというと感覚を共有できる仲間」。同学年で高めあい、今季5位からの逆襲へチームを引っ張る覚悟だ。
関連ニュース
・【西武】前巨人のサブマリン・高橋礼と育成選手契約「一日でも早くチームの戦力になれるよう自分自身を高めていきたい」
・【西武】元巨人・高橋礼獲得へ本格調査「先発もリリーフもしていてアンダースローの希少価値もある」
・巨人・岡本和真内野手と西武の高橋光成投手の交渉開始は22日から
・【中日】井上一樹監督が18歳高卒ルーキーに「キュンと来た」 左右の高橋Wエース誕生へ胸ときめく
・【巨人】ドラ3山城京平が仮契約 背番号は「36」に決定「左投手としてガンガンやっていけるように」