【ソフトバンク】大谷翔平以来の高卒3年目最多勝が見えた!前田悠伍、無傷12連勝でハーラー単独トップ「もっともっといい投球を」新人王&最高勝率と3冠へ

スポーツ報知

お立ち台でポーズを取る(左から)正木智也、前田悠伍、山本祐大(カメラ・鬼束 羽瑠菜)

◆パ・リーグ ソフトバンク11―1ロッテ(11日・みずほペイペイ)

 1週間前とは別人だった。ソフトバンク・前田悠伍投手(21)がハーラー単独トップに立つ開幕12連勝を飾った。「2回連続で悪い投球をするわけにはいかないので、その一心でした」と試合後も浮かれる様子は全くなし。7回を1失点、自己最多9奪三振の力投だった。

 前回登板の4日・西武戦(みずほペイペイ)では3回1/3で2失点降板した。勝ち負けはつかなかったが、ふがいない投球を猛省。試合後も寝不足になるほど球場で映像を見直し、「翌日からその課題に向き合えるようにしました」と、微妙に狂っていたフォームのイメージ、感覚の修正に努めた。「あの若さにして、1週間でしっかり修正をかけてきたところは大したもの。言うことなしです」と小久保監督も脱帽だ。

 20年に13連勝した菅野(巨人)以来、6年ぶり。球団では05年に15連勝した斉藤和巳以来、21年ぶりとなる無傷の白星街道だ。味方の援護で負けなかった試合もあるが、運も実力のうち。悔いを残さないため、グラウンド以外の生活でも妥協を許さない。今季から遠征先のホテルで使用したタオルも丁寧に畳むことを心掛けている。野球へのひたむきな姿が勝ち運を引き寄せる。

 高卒3年目で最多勝のタイトルとなれば15年の日本ハム・大谷翔平以来。新人王、最高勝率(13勝以上が条件)を加えた3冠が見えてきても、個人タイトルは眼中にない。「もっともっといい投球をしてチームの優勝に貢献できるように」と誓った。2位・西武が負けて優勝マジックは9のカウントダウンに突入。負けない左腕がリーグ3連覇を目指して腕を振り続ける。(島尾 浩一郎)

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