
オリックス・頓宮裕真捕手(29)が27日、来季中の復活を誓った。7日に右膝関節内側半月板再建術などを受け、千葉県内の病院を中心にリハビリ中。最短で1年後の競技復帰を視野に入れ、素直な思いを打ち明けた。
「来年ユニホームを着て、グラウンドに立つことが目標。打席にも立って、活躍することが球団、ファンの方への恩返しになると思っています」。午前8時に起床し、9時から1日3回のリハビリ。上半身や体幹、左足の筋肉を鍛え、太ももへの加圧にも時間を費やす毎日だ。原則、休みなし。「やっぱり野球をやりたいので」と言葉をつないだ。
特に激痛を伴ったのが、右膝関節高位脛(けい)骨骨切り術。23年に同様の手術を受けたのが西武・岡田雅利(現3軍野手コーチ)だった。西武出身でもある森友の計らいで術後、見舞ってくれた先輩捕手。「何でも聞いてくれればいいよ」と確かな力をもらった。球界で復帰した例のないという大手術。頓宮自身に迷いはなく「自分次第だと思う。前例がないのならつくればいい」と言い切った。
当面は入院生活を続け「焦らず、慎重にやっていきます」と着実に前進していくつもりだ。23年のパ・リーグ首位打者。不屈の精神力で、明るい未来を切り開く。(長田 亨)