【オリックス】鬼門・楽天モバイルで今季ワーストタイ12失点…開幕から6戦全敗 岸田護監督「本当に一戦一戦、勝つことだけを」貯金消滅の危機迫る

スポーツ報知

6回、投手交代を告げ、ベンチに戻るオリックス・岸田護監督(カメラ・竹松  明季)

◆パ・リーグ 楽天12―8オリックス(16日・楽天モバイル最強パーク宮城)

 なかなか収穫を見いだせない大敗だった。「投打がかみ合わない、というところがね。そういうことはあるんですけどね…」。今季ワーストタイの12失点で最下位・楽天に3連敗。オリックス・岸田監督は苦しいチーム状況を受け止めた。

 2点を勝ち越した6回に岩崎が逆転満塁弾を献上。15日にイニングまたぎで32球を投げ、連投となった山崎も7回に2失点した。「よく点を取ってくれている」と岸田監督が評価した野手陣。楽天の11安打を上回る13安打で8得点したが、痛い走塁ミスもあった。

 8回に連続四球で無死一、二塁とし、山中が右中間へ大きな打球を飛ばした場面だ。途中出場の右翼・武藤が、捕れない打球を捕れるように見せるフェイク。「右翼の動きを見すぎてしまった。流れを止めてしまって、責任を感じています」と動きに惑わされたのは二塁走者の野口で、三塁ストップとなってしまった。

 無死満塁から結果的に西川の併殺による1点にとどまり、直後には決定的な3失点。松井外野守備走塁コーチも「本塁にいける打球だった。精度を上げられるように、練習からやっていきます」と強調し、追い上げムードは一気にかき消されたのは確かだった。

 相手の辰己には3試合連続で本塁打を許し、13打数9安打と好き放題された。敵地・楽天モバイルでは開幕から6戦全敗。首位・ソフトバンクとは最大の9差まで広がり、5位のロッテも再び1差に迫ってきた。最大10あった貯金は3か月ぶりに1まで減り、岸田監督は「本当に一戦一戦、勝っていくことだけを考えているんですけどね」と巻き返しに必死。全員で歯止めをかけるしかない。(長田 亨)

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