日本ハム・新庄監督の本当の狙い 万波、水谷をスタメンから外し清宮には代打

スポーツ報知

7回無死一、三塁、スクイズを決めた水野(43)を笑顔で迎える新庄監督

◆パ・リーグ 日本ハム4―0ロッテ(23日・エスコンフィールド)

 初回の攻撃を終えると、日本ハム・新庄剛志監督(54)はベンチを出た。外野陣を、2回表に一気にシャッフル。初回はロッテの小川、友杉の1、2番に対し、守備範囲が広い中堅・矢沢を前に守らせ「小川くんが調子いいんで、矢沢くんをむちゃくちゃ前に持ってきて。小川くんが先頭打者のときは、また矢沢くんをセンターに戻そうという考えでしたね」と説明した。

 20、21日のソフトバンク戦(エスコン)に大敗。ミスも目立ち「進塁打ができなかったり、ランナーが先の塁を取れなかったり、エラーがあったり、流れがよくなかったから、スタメンを代えていこうと」。主軸の万波、水谷らを外した。

 ただ外すだけでは終わらなかった。6回に2打席凡退していた野村に代え、万波を代打起用。7回には無安打だった4番・清宮幸にも代打・水谷を送った。「競争意識。野手だけじゃなくピッチャーも、もう1回がむしゃらにポジションを奪いにいく考えを持たせる意味で」と説明した。

 7回には無死一、三塁から、水野がセーフティースクイズを決めるなど采配もズバリ。連敗を止め、貯金を7に戻した。指揮官が、自らのタクトで上昇気流を生み出していく。(山口 泰史)

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