
◆パ・リーグ ロッテ7―4楽天(21日・ZOZOマリン)
昨季まで指揮を執った古巣で始まった楽天・吉井監督の船出は2連敗スタート。返り討ちに遭った形となった。先発の藤井が1回3安打2四球で3失点。「あまりにもだらしなかった。チームのムードも悪くなっちゃうので、かわいそうなことはしたけど思い切って代えました」と、左腕を諦めて2回から内を送り込む非情采配に踏み切った。計6投手による継投策も、8回に加治屋が山口に決勝2ランを被弾するなど3失点し万事休すだ。
不運もあった。初回2死二塁の好機でマッカスカーが放った中堅への飛球はフェンスを越えた後にグラウンドにはね返ったようにも見えたが、指揮官は「フェンスの一番上に当たったんだろうな」とリクエストはせず。記録は三塁打となり1点しか入らず。序盤の流れを左右する局面だったが、助っ人砲の一打は“幻のアーチ”となった。吉井監督は「ああいう疑わしい時はちゃんと審判に確認したほうがいいな」。反省の言葉が口をついた。
今季6度目の5連敗で借金は今季ワースト19に膨らんだ。22日の西武戦(東京D)は年に1度の「楽天スーパーナイター」で、三木谷オーナーも視察予定。“御前試合”で今度こそ就任後初勝利をつかむ。(長井 毅)