
◆日本生命セ・パ交流戦 2026 ソフトバンク8―4巨人(28日・東京ドーム)
ソフトバンク・栗原の勢いが止まらない。7回2死、バックスクリーンへ1試合2発となる15号ソロ。打点も38に伸ばし、堂々のリーグ2冠。本塁打は阪神・佐藤輝をも上回る両リーグトップの数字だ。「奇跡です。えぐい。びびってます。自分でも」と初の月間10本に本人も驚きの表情だった。
オープン戦は絶不調で、首脳陣の間で開幕スタメンから外すことを検討されたほど。だが、蓋を開けてみればプロ12年目で長距離砲として覚醒。キャリアハイとなる21年の21本も来月には超えるペースだ。「自分のタイミングでしっかり振れる打席が増えた。ファウルでも紙一重」と小久保監督も成長を認めた。王球団会長も「月間2ケタというのはすごいね。落ち着きがある」と称賛した。
不動の4番になりつつある男は「トレーニングしたいっす。もっとウェートしたいっす」と試合後にポツリ。この貪欲な姿勢こそ好調の源だ。(島尾 浩一郎)