ロッテ・櫻井ユウヤ「自分のできることをやっていきたい」二軍では4番で出場し得点圏打率.367の勝負強さ

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ロッテ・櫻井ユウヤ(撮影=岩下雄太)
ロッテ・櫻井ユウヤ(撮影=岩下雄太)

 「プロのスピードになれるのが精一杯だったので、ホームランも出ましたけど、やることは変わらないので、自分のできることをやっていきたいと思います」

 ロッテのドラフト4位・櫻井ユウヤ(昌平高)は、ファームでチーム最多の47試合に出場し、打率.253、1本塁打、21打点、得点圏打率は.367と勝負強さを誇る。

 櫻井は開幕からファームで4番の打順で出場し、『4番・サード』でプロ初出場となった3月14日の日本ハム二軍開幕戦、2-6の8回一死二、三塁の第4打席、川勝空人が2ストライクから投じた135キロのフォークを左中間を破る2点適時二塁打でプロ初安打・初打点をマークすると、4月26日のハヤテ戦、7-1の8回無死走者なしの第4打席、大生虎史が2ボール1ストライクから投じた4球目のストレートをレフトへプロ初本塁打。

 ドラフト6位・岡村了樹(富島高)も同日に本塁打を放ち、岡村とのアベック本塁打になった。「同期で岡村だけじゃなくて、ピッチャーも多いですけど、同期が投げている試合でホームラン打ったりしたら、すごいいい画なんじゃないかなと思ったりします」と話した。

 右中間を破る当たりが良い。4月22日の楽天二軍戦、2-3の6回一死走者なしの第3打席、伊藤樹が1ストライクから投じた2球目の147キロストレートを、右中間を破る三塁打、5月23日の西武二軍戦、0-0の1回一死一、二塁の第1打席、川下将勲が2ボール1ストライクから投じた4球目の外角129キロチェンジアップを逆らわずに右中間を破る2点適時二塁打は良かった。

 開幕直後の取材では「レベルの高さを感じます。スピードだったり、変化球の質、ピッチャーのレベルですね」と話していたが、5月9日の取材では「慣れてきたとはまだ言えないですけど、最初よりはしっかりタイミングも取れているので、少しくらいは成長できているのかなと思います」とプロの球にアジャストしつつある。

 「今は遅れないようにで精一杯。その中でヒットが出た後は余裕があるので、その中で変化球を打ったりとか、そういうところに意識を持っています」と打席の中での考えを明かす。

 試合後も振り返りを行ったり、自分に課していることは何かあるのだろうかーー。

 「特に課してはないんですけど、iPadとかで動画で確認したりとか、練習は勝手にやるので、その日に課題が出たらその日に潰しきるイメージでやっています」

 26日と27日の中日二軍戦は「土と違って人工芝で野球がしやすいので、やりやすかったです」と巨人二軍戦以来となるZOZOマリンスタジアムでの試合。「まずは二軍で経験を積むところからやっていって、そこから一軍に上がれればと。しっかり下積みできればなと思います」。ファームで“体技心”を磨き、数年後一軍で活躍するための土台を作っていく。

取材・文=岩下雄太

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