
◆パ・リーグ 楽天4―3ソフトバンク(16日・楽天モバイル最強)
楽天の古謝樹投手(24)が6回7安打2失点で今季初勝利をマークした。待望の白星。「初勝利までに、野手の皆さんと、リリーフの皆さん、いろんなファンの方も、ずっと応援してくださっていた。いろんな方の思いを受けて、やっと恩返しではないですけど、まず1勝できたかなと思います」と実感を込めた。
序盤は苦しんだ。両チーム無得点の2回に1死満塁のピンチを背負うと、庄子に中犠飛を浴びて、先制点を献上。3回には柳田に右前適時打を許して、2点目を失った。それでも4回からは粘り強く、投げ抜き無失点。逆転してもらった直後の6回はきっちり抑え込んだ。
3年目の今季は7先発目での勝利。「苦しかったという思いはないけど、おととしや去年がうまくいきすぎていた。両方2戦目で勝利できていたので、(今季は)本当に道のりは長かったですけど。それよりモチベーションを保つのが一番大変でした」と、白星がつかなかった日々を振り返る。
勝ち星がつかない期間も、周囲に暗い表情は見せなかった。「本当に毎試合毎試合、どんな試合でもいろんな方から声かけてもらってたので、なんとか球場とかでは、暗い顔とか、態度とかは出さないようにしようと心がけるようにはしてました」と古謝。先発の柱として期待されている若き左腕の2026年が大きく動き始めた。