ロッテ・中山優人「いい調子で今は来れています」高校時代から自己最速を2キロ更新の148キロ

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ロッテ・中山優人(撮影=岩下雄太)
ロッテ・中山優人(撮影=岩下雄太)

 「いい調子で今は来れています」。

 こう話すのはロッテの育成ドラフト1位・中山優人(水戸啓明高)だ。

 中山は昨年夏に行われた茨城県大会予選の水城戦で完全試合を達成。コントロールが良く、打者によって間合いを変えて投げたりするなど、クレバーな投手だ。新人合同自主トレのキャッチボールでは「小さい頃からコントロールが良かったので、ずっと続けて胸に投げるようにしています」と、相手の胸にコントロールされたボールを投げ込んでいた。

 現在はブルペンで投球練習を行っている。3月19日のブルペンでは振りかぶって投げていたが、4月12日のブルペンではノーワインドアップで投げていた。その理由について訊くと、「日によって調子で結構フォームを変えています」とのことで、12日のブルペンではノーワインドアップからの方がいいと判断して、ノーワインドアップから投げていたのだろうかーー。

 「そうですね。キャッチボールとかで意識しているかなみたいな感じです」

 ブルペンでは「変化球も投げ始めたので、真っ直ぐと変化球をどちらもいい感じで投げれるように。あとはコントロールを意識して投げています」と、テーマを決めて投げ込んでいる。

◆ 体づくり

 プロの舞台で活躍するために、大事になってくるひとつの要素が体づくり。WBC日本代表の種市篤暉をはじめ、高卒1年目でプロ入りした投手たちはプロで戦うための体をしっかり作ってきた。

 中山が体づくりで意識していることは「最近は体重を増やすのもそうですし、ウエイトも結構頑張っています」と話す。体重は順調にアップしており、4月12日の取材時点で体重は67、8キロと教えてくれた。

 体が大きくなったことで、ストレートのスピードもアップ。高校時代の最速は146キロだったが、プロ入り後、自己最速を2キロ更新する148キロとなった。

 今は体づくりがメインだが、「まずは試合で投げないと。投げることを目標にしてやっていきたいと思います」と、実戦登板に意欲を見せる。

 ブルペンでの投球練習、体づくりも含め、実戦で投げることをイメージして、日々の練習に励む事ができている。将来はどんな投手になりたいか訊くと、「まだ将来は考えていないですけど、支配下を目標にやっています」と、支配下選手登録を目標に掲げる。

 支配下登録となれば、一軍の舞台で投げることができる。数年後には2学年上の木村優人、3学年上の田中晴也、4学年上の毛利海大、さらには同期の石垣元気(健大高崎高)、奥村頼人(横浜高)らとともにマリーンズの投手陣を支えることをファンは待ち望んでいる。そのためには、今の時期をどのように過ごすかが大事。将来、一軍の舞台で活躍するための土台をしっかりと固めていく。

取材・文=岩下雄太

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