
ソフトバンク・今宮健太内野手は、野村勇とのハイレベルの争いを制して、プロ野球記録の14年連続開幕ショートが確実になった。チームは本拠地のみずほペイペイで全体練習。小久保監督は「開幕当日を楽しみにしておいてください。ショートは一人しか守れませんから」と明言を避けたが、「今宮のバッティング内容はずっといいですね。キャンプ終わりぐらいから。よりシンプルになってきている」と、34歳の円熟味を増した打撃を高く評価した。
今宮はオープン戦に15試合出場で10試合が遊撃手、4試合が二塁、途中出場が1試合。オープン戦最後の3試合(20~22日の広島3連戦)はすべて遊撃でスタメン出場していた。オープン戦の打率は3割1分6厘で、打力が魅力の野村の2割6分2厘を大きく上回った。練習後に取材に応じた今宮は「ライバルは長打を打てるし、走れるし、肩は強い。勝つためには守備だけというわけではないので、打つしかないなとシンプルに思っていた。二塁を守ったことにより、打席数が増えたのが良かった」と振り返った。
昨季までの13年連続ショートの開幕スタメンは、吉田義男、石井琢朗、鳥谷敬、坂本勇人の歴代のレジェンド遊撃手と並ぶプロ野球タイ記録だった。