ロッテ・河村説人、今季に向け決意「先発ローテーションに入って、長いイニングを投げたい」

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ロッテ・河村説人(撮影=岩下雄太)
ロッテ・河村説人(撮影=岩下雄太)

 開幕先発ローテーション入りを目指すロッテの河村説人は、ここまで対外試合2試合・5回を投げ、1失点に抑えている。

 河村は昨季3年ぶりに一軍登板を果たすと、4試合・21回を投げ、2勝1敗、防御率2.57の成績を残した。シーズン最終登板となった9月22日の日本ハム戦では、「全部の球種がうまく操れたと思います」と、立ち上がりからストレート、スライダー、カットボール、カーブ、フォークと満遍なく投げ、ファイターズ打線を2-0の5回二死までノーヒットに抑えるピッチングを披露するなどプロ入り後、自己最長の7回を投げ、108球、2被安打、5奪三振、無失点で2勝目を手にした。

 特に4回の第2打席でカーブ、フォーク、フォークと変化球攻めで3球三振に仕留めた清宮幸太郎を、7回の打席で「変化球が頭にあったと思いますし、その前の追い込み方でもフォークが頭にあるんだろうなと思ったのでまっすぐで奪いました」と、相手の裏をかきストレートで見逃し三振を奪ったのは見事だった。

 今季に繋がる“投球スタイル”をある程度確立し、シーズンオフに入った。昨年のオフは西野勇士らとアメリカ・ドライブラインで自主トレを行い、ストレートのスピードを上げるために動作解析を行いフォームの改善などを行ったが、このオフも「今年もアメリカに行って特に球速を求めてやっていました」と変わらずストレートの強さを求めた。

 自主トレでは「使い方だったりは色々話したりして、投げてから見つかるかなと思います」と、西野らと配球などについても語り合ったという。

 2月の都城春季キャンプでは2日に初めてブルペン入りし、7日にはライブBPに登板。髙部瑛斗、藤原恭大に合計20球を投げ、安打性のあたりを2本に抑えた。今年初めて打者に投げて「最初にしてはストライクもいったので、気温も寒いですし、その中では合格点は挙げられるかなと思います。もうちょっと強い球も投げたかったんですけど、これから上がってくればいいかなという感じです」と振り返った。

 対外試合に向けて、「もちろん先発として考えられていると思うので、四球で崩れない。しっかりやってきたことを出せるように。強いストレートを出せるようにやっていきたいです」と意気込んだ中で、2月14日のDeNAとの練習試合で対外試合今季初登板し2回1失点、2月22日の韓国・ハンファとの練習試合では3回を無失点に抑えた。

 今季は「先発ローテーションに入って、長いイニングを投げたい」と目標を掲げる。長いイニングを投げるためにも、「去年は球の力がなかったので、隅をつくピッチングになってしまった。より強い球を投げられると、よりアバウトに投げても大丈夫になると思うので、まずはそこの強さ、ストレートでファウルになるようにしっかり投げたいと思います」と話した。

 競争は熾烈だが、結果を残せば昨季よりも先発での登板機会は増えるはず。力強いストレート、変化球を駆使して、打者の裏をかく投球で、今季は1イニングでも長く投げてみせる。

取材・文=岩下雄太

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