
5年ぶりに日本ハムに復帰した西川遥輝外野手(33)が8日、エスコン内で入団会見を行った。年俸2000万円で、背番号は21年まで背負った「7」。ヤクルトを戦力外となり、栗山チーフベースボールオフィサー(CBO)に“直談判”したことも明かした。
2軍最終戦が行われた鎌ケ谷だった。西川は「栗山さんに頼み込んだじゃないですけど、『助けてください』っていうことを言ったのを覚えていますね」と明かした。会見に同席した栗山CBOは「チームの大きな力になってくれると信じて、帰ってきてもらう。このまま終わっちゃいけない」と復活に期待を寄せた。
21年オフに“ノンテンダー”で自由契約となり楽天に移籍。直後は「(日本ハムと)試合するのも本当に嫌だったし、複雑な気持ち」。それでも今は「全て自分のためだったんだなと思いますし、あのままずっとファイターズにいたら、もっと嫌な人間になってたかもしれない。ファイターズの愛なのかなと思ってます」と心の内を明かした。
来季へ「心の底から帰って来られて良かったなと思う。4年間は無駄ではなかった。来シーズンで終わってもいいぐらいやりきりたいなと思います」。新庄監督の下で、もうひと花咲かせて見せる。(山口 泰史)
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