
オリックス・山下舜平大投手(23)が「投げ込みの秋」を過ごす。森らとともに3日、6日からの高知キャンプへの2年ぶり参加が発表された右腕。成長過程による腰の不調を乗り越えた今季を経て「来季は一年間、投げることが目標。けがをしない体づくりと、レベルアップを」と、自身初のシーズン完走への土台づくりを誓った。
「せっかく野球に一日中打ち込める期間。朝から晩までやり込みたい」。過去2年の同時期は、第三腰椎分離症のリハビリが中心だった。23年の1軍デビュー後は初めて「完全体」で臨む今秋は、なるべく投球練習や遠投に時間を使い、フォームを体に染み込ませる計画。厚沢投手コーチは「球数(のノルマ)も指定する。ペータは投げられるようになったので、オフも投げ続けてほしい」と、山下と同じベクトルの方針を定めた。
1日(日本時間2日)のワールドシリーズでMVPに輝いたドジャース・山本からは「同じ環境でやった投手なので、誰にでも可能性はある」と刺激をもらった。この日は、大阪・舞洲で立ち投げをした161キロ右腕。「(来季は)もう、始まっている」とさらなる飛躍を見据え、土佐で充実の汗を流す。(南部 俊太)