
西武・佐藤隼輔投手(25)が5日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改に臨み、500万円減の3800万円(金額は推定)でサインした。
プロ4年目の今季は20試合の登板にとどまり、0勝2敗6ホールド、防御率6・41と結果を残せず。「途中からは投げるたびに打たれているところもあり、解決策が分からないままズルズルいってしまった」と7月16日・日本ハム戦(ベルーナD)を最後に1軍戦から遠ざかった。
チームは今秋のドラフト会議で中大の左腕・岩城颯空を2位指名。「左のリリーフ」の争いはさらなる激化が予想されるが、「周りももちろんありますけど、自分自身のパフォーマンスを出せれば通用すると思ってる」と負ける気はない。
昨オフは球団に中継ぎ陣の査定方法見直しを要望した左腕。「見直しは球団側もしっかりとしてくれて、僕以外の投手は評価されていると思う。『そこの恩恵を自分にあてられるように頑張ってくれ』というお言葉もいただいたので、感謝している。来年はしっかりと恩恵を受けられるように頑張りたい」と誓った。
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