【オリックス】山田修義、月間18登板で「稲尾に並んだ男」は当時の指揮官から謝罪も…西野真弘は引退決断直後に名手と20分間の打撃練習…ちょっといい話

スポーツ報知

オリックスナインが山田修義を胴上げする(カメラ・横尾 紗知)

◆パ・リーグ オリックス0―2日本ハム(26日・京セラドーム大阪)

 山田はフル回転を好んでいた。「めちゃくちゃ投げましたね」と笑って振り返ったのが18年8月の月間18試合登板。「稲尾に並んだ男」として注目された。当時の監督は福良GM。「毎日投げさせて、すまなかった」とのちに謝罪されたのも、すてきな思い出だ。

 3連投を含め、5度の出番を2週連続でこなした。当時から日課にしたのが温冷の交代浴。平野を見習い「2連投なら10分2セット、3連投なら3セット」と決めた。2009年ドラフト唯一の生き残りで17年。「あの時がなければ、今の自分はない」と言い切る。

 24日には福井へ出向き、母校・敦賀気比の東監督にあいさつ。「変化球で抑えなさい」と声をかけられたが、あえてオール直球勝負で郡司を中飛に。来場できなかった恩師へ雄姿を届けた。

 丁寧に野球と向き合ったのは西野も同じ。引退を決めた直後には、大阪・舞洲で特打に取り組んだ。投手役を務めたのは1学年下の鈴木育成コーチ。2年前にもT―岡田へ「送別」の打撃投手を務めた名手だった。互いに涙をこらえ、20分間。低迷期を知る者として、一球一球に思いを込めた。平野に続き、オリックスひと筋の生え抜きがユニホームを脱ぐ。鉄腕と職人。それぞれに強さの結晶を残した。(長田 亨)

記事提供:スポーツ報知(別ウィンドウで開く)

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

【オリックス】山田修義、月間18登板で「稲尾に並んだ男」は当時の指揮官から謝罪も…西野真弘は引退決断直後に名手と20分間の打撃練習…ちょっといい話