【オリックス】平野佳寿、感謝の引退セレモニー「僕はごく普通の選手。ただ一つ、丈夫な体があった。お父さん、お母さん、ありがとう」胴上げで5度宙を舞う

スポーツ報知

ファンに手を振る平野佳寿(カメラ・朝田 秀司)

◆パ・リーグ オリックス0―9ソフトバンク(25日・京セラドーム大阪)

 引退セレモニーに涙はなかった。平野は5分間のスピーチに感謝を込めた。「いい出会いがたくさんありました」。小学生時代からの恩師や仲間に心からのお礼。「僕はごく普通の選手だったと思います。ただ一つ、丈夫な体があったから。お父さん、お母さん、ありがとう」と頭を下げた。

 日米通算853試合目の登板は9回。同じく引退する中村晃から伝家の宝刀・フォークで空振り三振を奪った。「歓声がいつも以上。うれしかった」。ドジャース・山本、レッドソックス・吉田らから花が届き、試合前に会見も開かれたラストゲーム。日米21年で前人未踏の250セーブ&200ホールドを達成した右腕は、1132個目の奪三振で現役生活を締めた。

 スピーチは、野球界への感謝もにじむメッセージ。「これからプロ野球を目指す子どもたちへ。僕はいっぱい失敗してきました。一歩を前に出す勇気だけがあった。いっぱい失敗してください」。山本からの2分以上に渡るビデオメッセージには「長くて何を言っているか分からなかった」と、まさかのツッコミで爆笑を呼んだ。花束を手渡された長女と長男には「これからはパパが二人を応援する番。パパはいつでも味方です」と笑顔。ナインの手で5度宙に舞った守護神は本拠地を一周し、ファンに手を振り続けた。

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【オリックス】平野佳寿、感謝の引退セレモニー「僕はごく普通の選手。ただ一つ、丈夫な体があった。お父さん、お母さん、ありがとう」胴上げで5度宙を舞う