【オリックス】平野佳寿が通算853試合目の現役ラスト登板 宝刀フォークで中村晃を空振り三振 笑顔でマウンドに別れ

スポーツ報知

9回無死、中村晃を三振に仕留めナインと握手する平野佳寿(中)(カメラ・朝田 秀司)

◆パ・リーグ オリックス―ソフトバンク(25日・京セラドーム大阪)

 オリックス・平野佳寿投手兼投手コーチが9回、ラスト登板に臨んだ。今季限りで現役引退するレジェンド守護神。投手陣にハイタッチで送り出され、日米通算853試合目となるマウンドへ向かった。

 打席には、同じく今季限りで引退するソフトバンク・中村晃。初球、2球目と直球が外れた。3球目、4球目は真っすぐでストライク。カウント2―2とした。そして、ラストボールに選んだのは、宝刀フォーク。バットに空を切らせ、通算1001個目の三振を奪った。

 2005年ドラフト同期で盟友の岸田護監督と、がっちり握手。詰めかけたファンに手を振り、笑顔でマウンドに別れを告げた。

 京産大から2005年の大学・社会人ドラフト希望枠で入団し、オリックスで18年。メジャーでもプレーし、日米通算21年間で250セーブと200ホールドをクリア(258セーブ、205ホールド)したのは史上初の偉業だった。

 プロ5年目の10年にリリーフ転向で開花し、11年に最優秀中継ぎ、14年は最多セーブのタイトルを獲得。17年は追加招集で日本代表としてWBCに出場し、23年にはオリックス球団として初の名球会入りした。今季は投手コーチを兼任し、42歳はパ・リーグの投手で最年長。全力投球を貫いた姿は、ファンの記憶に色濃く刻まれた。

 ◆平野 佳寿(ひらの・よしひさ)1984年3月8日、京都府生まれ。42歳。京都・鳥羽から京産大を経て、05年大学・社会人ドラフト希望枠でオリックスに入団。11年に最優秀中継ぎ、14年に最多セーブのタイトル獲得。17年オフに海外FA権を行使。Dバックス、マリナーズを経て、21年にオリックス復帰。23年に日米通算250セーブを達成し、名球会入り。座右の銘は「一所懸命」。186センチ、90キロ。右投右打。

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