
今季限りの現役引退を発表した辛島航投手(35)が、10月3日のオリックス戦(楽天モバイル)で引退登板に臨むことになった。
吉井理人監督が、この日の試合後、「バッター1人だけ、先発で投げてもらいます」と明かした。
辛島は福岡・飯塚高から08年ドラフト6位で入団。緩急を駆使した投球で主に先発としてチームを支え続けてきた。12年にプロ初勝利をマーク。13年には球団初のリーグ優勝&日本一を経験した。19年には自己最多の9勝を挙げた。
昨季は1軍で2登板に終わり、昨年10月に左肘を手術。復活を期した今季は患部の状態が上がり切らない時期もあったが、「何とかチームの力になれるように」とリハビリを乗り越えてマウンドに戻った。ファーム・リーグで9試合に登板し、3勝1敗、防御率3・67。1軍登板はなかった。通算210登板で56勝74敗、防御率4・01。
チーム一筋18年プレーした左腕が、本拠地・仙台のファンに最後の雄姿を見せることになる。
◆辛島 航(からしま・わたる)1990年10月18日、福岡県生まれ。35歳。飯塚高では3年夏にエースとして、同校初の甲子園出場に導く。2008年ドラフト6位で楽天入り。新人だった09年にプロ初登板。19年に自己最多の9勝をマーク。通算210登板で56勝74敗、防御率4・01。173センチ、72キロ。左投左打。年俸8000万円(推定)。