
◆パ・リーグ ロッテ4―6オリックス(22日・ZOZOマリンスタジアム)
オリックス・東松快征投手(21)は、プロ初勝利の喜びをかみ締めた。「ここを目指してずっと頑張っていた。言葉で表せないくらい、うれしいです」。今季初先発で、5回を4安打3失点。3年目左腕は、最速151キロの直球を軸に6奪三振と馬力を見せた。86球を投げ抜いた直後の6回、味方打線が逆転。通算13試合目で記念星をつかんだ。
開幕前の2月、WBC日本代表のサポートメンバーとして壮行試合・中日戦(バンテリンD)に同行。大谷、菊池らメジャー組を目の当たりにし、野球に取り組む姿勢が変わった。「あれだけやるから、活躍できる。アップ前の柔軟を見て、自分が恥ずかしくなった」。登板前日には、19日のロッテ戦(ZOZO)で7回を2失点と好投した西武・隅田の動画をチェック。同じ左腕の先輩に学び、イメージ通りに投球した。
4学年上の宮城の背中を追う21歳。4月に左肘手術を受けたエースからは「来年の後半までに、ローテに入っておけよ」とノルマを課されていた。「やっとオリックスの一員になれた」。先輩との約束を果たし、大投手への道を歩む。(南部 俊太)
◆東松 快征(とうまつ・かいせい)2005年4月29日、愛知県生まれ。21歳。享栄では甲子園出場なし。23年ドラフト3位でオリックス入団。179センチ、86キロ。左投左打。年俸650万円。