
オリックス・岸田護監督(45)が3日、杉本裕太郎外野手(35)の課題に「速球対策」を挙げた。両膝痛から5月26日のDeNA戦(横浜)で初昇格し、15試合で打率1割2分8厘、0本塁打、5打点。6月26日に出場選手登録を抹消され、ファームで調整を続ける大砲について、再昇格への明確な「基準」を明かした。
「145キロ以上の真っすぐを、まだ捉えきれていない」。ここまでファーム・リーグでは37試合で打率2割9分6厘、6本塁打、21打点。8月30日の阪神戦(ほっと神戸)では左越え2ランを放つなど、調子は確実に上向いている。そのうえで、指揮官が指摘するのは、1軍レベルの投手の力強い球にも振り負けない対応力。「やってもらわないといけない選手」と位置づけるからこそ、結果だけでなく「内容」も求めた。
杉本本人も課題と向き合い、大阪・舞洲の球団施設で連日のマシン打撃。「また打撃で貢献したい。応援してくれるファンの期待にもっと応えなければ」と、歯を食いしばって汗を流す日々だ。21年には32発で本塁打王に輝き、通算100号にも王手。ラオウはこのままで終わるはずがない。(南部 俊太)