
◆パ・リーグ オリックス4―12日本ハム(15日・京セラドーム大阪)
オリックス・太田椋内野手(25)が意地を見せた。3―11の8回2死三塁から、この試合で2本目となる適時二塁打。大ベテランの左腕・宮西から中越えへ放ち「感触は良かった。ホームランになってほしかったけど…」とこぼした。チーム最多の62試合目となった4番起用。今季最長を更新する出場13試合連続安打と好調を維持し「最近はいい感覚でできている」と充実感をにじませた。
母校の天理が夏の甲子園3回戦で高川学園を下した。試合前にはベスト8へ進出する後輩の戦いをチェック。原点を思い出した。「人と同じことをしていたら、プロに行けないぞ」。元近鉄の中村良二監督(当時)からの言葉を支えに、無我夢中で練習に励んだ毎日。18年のドラフト1位で入団し、レギュラーとして戦えている現実に感謝した。ロッテ・中村を中心とし、同校OBによる記念Tシャツも贈る予定。「いけるところまでいってほしい」と90年以来、36年ぶりの「夏制覇」を期待した。
チームは大敗し、1日で勝率5割へ逆戻り。残り35試合で3位・日本ハムに6ゲーム差を離され、逆転でのCS出場へ負けられない戦いが続く。「本当に一戦一戦、勝ちを積み重ねていけるように」。背番号1が先頭で、あきらめない姿勢を体現する。(南部 俊太)