最高の表情を引き出す声掛けは難しい…オリックス岸田監督と平野兼任コーチの「ツッコミ」に救われた

スポーツ報知

オリックス・岸田護監督(右)と平野佳寿兼任コーチ

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 先日販売されたタブロイド判の「オリ姫デー2026特別号」で、表紙と中面の写真を担当した。被写体はオリメン投票で5位・岩崎翔、6位・太田椋、10位・曽谷龍平の3選手。今回のテーマが「natural」ということもあり、自然な表情を見せてもらうことを心掛けたが、ポーズや表情を指示することに口下手な私はいつも苦労してしまう。

 撮影対象への声掛けで最高の表情を引き出すのはもちろん、意図を伝えることにも悪戦苦闘してしまう。昨年のオリックス特別号で岸田護監督と平野佳寿兼任コーチの撮影を担当した時のこと。グラウンドで撮影している時に「とても素敵です」と伝えながらシャッターを切っていると「どこがやろか? おっさん2人やで」と自虐でこちらをなごませてくれた。2人の素晴らしさを伝えればいいものを「今、空がとてもきれいなんです」と背景を褒めるという“凡ミス”を犯してしまった。機嫌を損ねてしまったのではと動揺していたが「空かいな!」とツッコんでくれた。爆笑してくれた破顔の2人に撮影を助けられたのが忘れられない。やっぱり私の声掛けは下手だった。

 今回はファッション誌風のポージングをお願いした。岩崎には「ミュージカルだと思ってやってください」とプロ野球選手に強引なことを言ってしまったが、それにも応えてもらえた。口下手な私はお願いしすぎたかと心配だったが、撮影後に「楽しかったですよ」と言ってくれて感謝しかない。できあがった特別号を見て自分の一番オススメだったカットがボツになっていたことはココだけの話だ。(写真担当・岩田 大補)

 ◆岩田 大補(いわた・だいすけ) 夕刊スポーツ紙で14年間の勤務を経て2022年入社。パリ五輪やWBCを取材。

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