
ソフトバンク・小久保裕紀監督が27日、前半戦を総括した。3月のWBCから調整の遅れが続いているリバン・モイネロ投手はいまだに今季登板なし。後半戦に向け、小久保裕紀監督は「モイネロはここまで立ち上げはうまくいっていて、順調にきている」と明かした。
93試合を終えて貯金24で2位・西武と5・5ゲーム差の首位を快走する。指揮官は「勝ちパターンの中継ぎ(オスナ、松本裕、杉山)を確立できた。あとは近藤、栗原が打線の中心でチームをしっかり引っ張ってくれている」と要因を振り返った。
交流戦明けは全11カードで負け越しを許していない強さを誇る中で、昨季パ・リーグMVP左腕の復帰も迫ってきた。モイネロは23日のファーム・リーグの中日戦で先発。3回で59球を投げて4安打1失点、5奪三振という内容だった。直球も152キロを計測し、本人は「もうほとんど状態は100パーセントにある。さらに投げていけば、1軍でも投げられる状態になると思う」と1軍復帰へ手応えをにじませていた。
指揮官は、後半戦に向けて「7、8人になるのかな」とローテ運用の方針を示しつつ、「モイネロが帰ってきたら変わるかな」と期待を込める。シーズン残り50試合。「後半戦、何登板できるかわからないけど、彼が貯金をつくれば優勝に近づくんじゃないですか」とパ・リーグ3連覇へ頼もしい左腕の復帰が待たれる。