
◆パ・リーグ オリックス5―2楽天(28日・ほっともっと神戸)
オリックス・西川は確信し、バットを放り投げた。「最高の結果につながってよかったです」と喜んだのは、1点を追う7回だ。1死満塁で楽天・中込から、右越えへプロ入り初の3号逆転グランドスラム。前の2打席は得点圏で凡退していただけに「取り返す気持ちで…」と気合を見せた。
24年に広島からFA移籍し、地元・大阪でのプレーは3年目。プロ入り直後から毎年、シーズン1号を放ったタイミングでは、築港中時代の担任教諭から花束が贈られている。「卒業してから何年もたっているのに、ずっと見てくれている。この花には『もっと頑張れよ!』という意味もあると思います」。尊敬する恩師にも、恩返しの劇弾だ。
チームは3000発の花火が打ち上がったほっと神戸で初勝利し、連敗も3でストップ。14試合連続安打と波に乗る背番号7は「何とか頑張って打ちたい」と、さらなる大暴れを約束した。(南部 俊太)