
◆日本生命セ・パ交流戦 2026 オリックス4―2ヤクルト(11日・京セラドーム大阪)
オリックス・若月は照れくさそうに笑った。「里崎さんに感謝です」。相手はアンダースローの下川。同じ捕手として、ロッテで一時代を築いた先輩のYouTubeチャンネルから対策のヒントをもらった。
「『インローの球に目付けをして打ちにいく』と言っておられた。それを実践しました」。ともに無得点だった5回1死満塁。イメージとスイングが合致し、低めのツーシームを右前へ運んだ。今季5度目の同一カード3連勝へ導く先制打。昨年は打順別で最高の打率3割6分1厘を残した「恐怖の9番」が戻ってきた。
3月のWBCに初出場し、国を背負う重圧をモロに感じた。開幕前、左の手のひらを見つめた。「懐かしいですね…」。何度もバッテリーを組んだ山本由伸(ドジャース)と国際大会で再会。極上の球を受けると、必ず「由伸マメ」ができることを思い出した。
この日の試合前には、通算1000試合出場の表彰式が行われた。二枚看板の森友は離脱中だが「体力には自信があるので」と留守を守る決意を明かした。同じ東京を本拠地とする巨人に3連敗したが、ヤクルトには3連勝。オリには骨太の柱がいる。(長田 亨)