離脱中の山下舜平大投手「やってきたことを変えるのはもったいない。今までを否定したことになるんで」

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右肘痛で離脱中のオリックス・山下舜平大(写真=北野正樹)
右肘痛で離脱中のオリックス・山下舜平大(写真=北野正樹)

【Buffaloes Inside】

 右肘痛で開幕から戦列を離れている山下舜平大投手が、大阪の球団施設・舞洲で復帰に向けたリハビリに励んでいる。

「新しい“反応”が出たということですね。炎症が多少、あったのでそれを治している段階です」。山下が現状を説明した。

 充実したオフを過ごし、キャンプも順調に進んだ。成長に伴う腰痛から解放され、3年ぶり2度目の開幕投手の最有力候補にもなった。しかし、3月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)での試合後、右肘に違和感が。「張り感がちょっと違うかなと思って。試合で投げることはできましたが、ベストは尽くせないなと思って」(山下)、同20日の阪神戦(京セラドーム)の登板を回避した。

 今季からフォームを変えた。左肩が下がり上体が左に傾いていたフォームを、両肩を水平に直した。腰に負担がかからないために求めた新しい投げ方だったが、上体の傾きを直したことで右腕の位置が自然に下がり、結果的に肘に負荷が大きくなったようだ。

「ケガをしているんで(フォームの修正は)成功じゃない。失敗といえば失敗ですが、過程なんで。正解か、間違いかでやっているとしんどくなると思います。今のベストがどれかというだけなんで」

 最適解を求める中で起きた肘への負担。「投げ方を大幅に変えたわけではありませんが、何かを変えなくてはいけない。型にはまったことをやっているわけではないので、『この投げ方は腰に(負担が)くる』『この投げ方は肘に(負担が)くる』というのではなく、やっていた結果が肘にきただけなんで」と冷静に受け止める。

 開幕1軍を逃し「ショックだった」というが、これまでの取り組みは継続する。「変えようとするのはもったいない。今までを否定したことになるんで」と前を見据える。今週中にもキャッチボールを再開する予定。腰と肘に折り合いをつけ、新たな姿で戦列復帰を目指す。

取材・文=北野正樹

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離脱中の山下舜平大投手「やってきたことを変えるのはもったいない。今までを否定したことになるんで」