
10月3日、楽天モバイル 最強パーク宮城で辛島航投手の引退セレモニーが行われた。この日、先発マウンドに上がった辛島投手。先頭・西川龍馬選手に対して、カウント1-2から、最後はスライダーで左飛に打ち取り、現役最後の登板を終えた。
セレモニーでは、パドレス・松井裕樹投手、サムスン・ライオンズの森山良二二軍監督、ラズナー国際スカウト、アンドリュー・ジョーンズさん、千葉ロッテ・美馬学二軍投手コーチ、中日・嶋基宏ヘッドコーチ、巨人・田中将大投手からビデオメッセージが届き、その後、辛島投手があいさつを行った。以下、あいさつ全文。
「2009年から18年間、プロ野球選手としてのキャリアを歩んできました。その中で、一番の思い出は2013年リーグ優勝、日本一です。優勝の胴上げ、パレードを通して、ファンのみなさんが喜んでいる姿とその時の景色がとても印象に残っています。
星野仙一監督には厳しくも愛のある指導をいただきました。いつも『最後まで投げきれ』と言われ、蹴りが飛んできたこともありました。2014年のプロ初完封の時には、初めて褒めてもらえました。監督が辞める前にその姿を見せることができて良かったと思っています。星野監督、ありがとうございました。
裏方さんのみなさま、選手が当たり前のように野球ができているのは、みなさんが見えないところで支えてくれているからです。怪我の多かった自分ですが、みなさんのサポートがあって何度も乗り越えることができました。本当に感謝しています。
家族のみんな、いつも近くで支えてくれてありがとう。家族みんなの応援のおかげで、ここまで頑張ってこられました。そして東北、仙台のファンのみなさま、自分がここまで長くプレーできたのは、ファンのみなさんの温かい声援があったからです。
ここ数年は満足のいく結果が残せず、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、これからも一野球人として貢献していきたいと考えています。
最後になりますが、球場にお集まりの方をはじめ、テレビ、ラジオをご覧のみなさま、最高の一日を用意してくださった球団関係者のみなさま、お世話になった監督、コーチの方々、これまで一緒に戦ってきたチームメイトのみんな、家族と友人にあらためて感謝します。
18年間、長い間、本当にありがとうございました」
岸孝之投手、銀次アンバサダー、岡島豪郎アンバサダー、そして子どもたちから花束が贈られ、フィールドでチームメイトらと笑顔で記念撮影。マウンド付近で7回宙を舞った後、ファンからの大きな声援に応えながら場内を一周し、グラウンドを後にした。