
◆パ・リーグ オリックス8―6ロッテ(4日・ほっともっと神戸)
超速の3発が効き、オリックスが首位を守った。初回に3本塁打。17年8月26日の西武戦(メットライフ=現ベルーナD)以来、球団8年ぶりの快記録だ。宗の3号ソロで先制し、伏兵の西野が自己最多タイの3号2ランで締めくくり。その中心で4番・杉本が輝いた。
「宗に勇気をもらいました!」と1死一塁で8号2ラン。出場15試合ぶりの一撃を左翼席中段へ運んだ。直近のアーチは6月10日のDeNA戦(京セラD)。翌11日に同じ91年生まれの筒香とバット交換した。「フライを打つイメージでやってる?」と質問もされ、大感激。「僕らは筒香世代なので、めっちゃうれしいです」と心に成長を誓った。
チームはブルーウェーブ時代の復刻ユニホームで快勝し、1試合3本塁打も今季初。西川の長期離脱は避けられないが、7月は打線がつながり3連勝だ。「1、2軍。すべての人が準備してくれている」と岸田監督。混パを抜けるきっかけとする。(長田 亨)
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