
オリックスから西武に現役ドラフトで移籍が決まった茶野篤政外野手(26)が12日、埼玉・所沢市の球団事務所で入団会見に臨み、「バッティングと守備と走塁、全ての面で今まで以上にレベルアップして1年間を通して試合に出続ける選手に」と誓った。背番号は「31」。
中京学院大中京、名古屋商科大を経て、四国IL徳島から22年育成ドラフト4位でオリックスに入団した右投げ左打ちの外野手。ルーキーイヤーの23年は開幕前に支配下昇格を果たすと、育成新人初となる開幕スタメンを勝ち取り91試合に出場。だが、以降は出場機会を減らしていた。今季は3試合に出場で、2安打、打率1割6分7厘の成績だった。
チームの外野は、今季台頭した西川のほか、台湾統一から入団の林安可、DeNAからFA移籍した桑原や外崎、長谷川などレギュラー争いはしれつを極める。来季へ向け、「ポジション争いは厳しいと思うんですけど、自分の持っている全てをかけて1年勝負で頑張りたい。競争に勝ってこそレギュラーだと思う」と力強く語った。
関連ニュース
・【画像】現役ドラフト 指名一覧 意外な選手も…
・【現役ドラフト】2巡目指名は過去一例のみ…活性化へルール変更も不発
・【現役ドラフト】巨人&日本ハムなど異例の“実質トレード”が3件に 2巡目は実施されず
・【現役ドラフト】オリックスは茶野篤政が西武へ移籍…23年には育成出身ルーキー史上初の満塁弾
・【西武】24年ドラフト1位の斎藤大翔が現状維持で更改「源田さんという高い壁を越えていきたい」