
日本ハムの水谷瞬外野手が4日、エスコン内で契約を更改。今季年俸2700万円から、ほぼ倍増となる5000万円(金額はすべて推定)でサインした。
契約について聞かれ「半分ですね。半分。これでいろいろと探ってください。アップです」と笑った。移籍1年目だった23年は年俸560万円。2年で10倍近くとなり「来シーズンは1本、生々しく言うとダメなんですけど、にんべんが付くように頑張りたいと思います」と来季の大台突破を誓った。
鮮やかな黄色のスーツが、一気に場を明るくした。今年2月、キャンプ地・名護の「ナゴパイナップルパーク」初となるアンバサダーに就任。「昨年はピンクのスーツで来たんですけど、1年に1回こういう節目というか、せっかくアップしたんで毎年できたらと。この色チョイスした理由としては、今シーズンはパイナップルというところを浸透できた1年間だった。そういった意味では、今年のテーマカラーは黄色だったんじゃないかと。9月ぐらいから練ってました。1日しか着ないです」と笑った。
今季は左脇腹を痛めて出遅れたこともあり、87試合の出場。それでも自己最多の12本塁打、41打点をマークし、打率も2割7分7厘と安定した数字を残した。「数字として見れば、周りからはいいシーズンだったねと言って頂けるシーズン。キャリアハイ更新できた部分もあって、シーズン中盤から盛り返してこの数字を出せたというのは自信にはなるシーズンではあったと思うんですけど、もどかしい時期もあった。ふがいない1年間だった」と振り返った。
来季の目標に掲げたのは“トリプル4”。「目標は“トリプル4”を掲げてます。トリプル4と言って4割、40本、40盗塁というところをイメージした人が多いと思いますけど、444打席以上、444以上の守備イニングを通過点としてやっていきたい。規定打席(443)というところもあるんで。そこを超えてスーパースターに近づける。通過点としてトリプル4を掲げていきたい」と話していた。
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