
オリックス・山下舜平大投手が26日、大阪市此花区の選手寮で契約更改交渉に臨み、600万円ダウンの年俸3000万円でサインした(金額は推定)。「シーズン中にダウンは覚悟していたので、交渉はせず。『来年、頑張ります』という感じで」と、わずか10分ほどで交渉を終え、決意を新たにした。
5年目の今季は、開幕前に成長過程による腰のコンディション不良を発症。地道なリハビリの日々を経て、復帰戦となった9月7日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)では5回3安打2失点、11奪三振の衝撃を残した。同28日の楽天戦(同)では388日ぶりの白星を挙げるなど、4試合で1勝1敗、防御率1・25。「試合数は投げられなかったので、全く納得のいくシーズンは送れていない。リハビリ期間が長かったので、この時間を無駄にしないように、継続して来年のシーズンに向けて頑張っていきたい」と振り返った。
6年目で迎える来季こそは、自身初のシーズン完走が目標。「1年間、けがをせずにローテーションを守ることを第一に考えて。リーグ優勝、日本一をしたいので、そこに全力で貢献できるように頑張りたい」と宣言した。
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