
日本ハムの達孝太投手が15日、交換トレードで阪神へ移籍する伏見への感謝の思いを語った。千葉・鎌ケ谷での練習後に取材に応じ、「悲しいよってスタンプだけ送っといたっす」と、前日の報道後に、LINEのやりとりがあったことを明かした。11月22日にエスコンで開催される「F FES」では、伏見とのトークショーも予定されており、「イベントは多分、寅威さん出ると思うので、『その時に話そう』って言われて、自分、伏見寅威チームなので、いなくなったら誰がリーダーするんですか」と、野手最年長で、尊敬する先輩への率直な思いを明かした。
11月9日の秋季キャンプ後には、北海道で伏見先輩と食事に出かけた。その席で、「珍しくみんなで写真撮ろうみたいなことを言っていたので、『珍しいな』と思いながらも、そういうことやったんかと、色々つながりました」と、思いを巡らせた。
今季は、8勝中7勝が伏見とのバッテリー。昨季の初勝利から伏見とのバッテリーで、プロ野球記録となるデビューから全先発での7連勝を達成するなど「たつとらコンビ」で勝利を積み重ねた。「寅威さんでしか勝っていないので、来年自分は勝てるのか、不安っちゃ不安です」と思いを吐露。それでも、シーズン中盤以降は、「お前はもう大丈夫」と声をかけられることも増えたといい、「安心感をずっともらっていました」と、感謝の思いを口にし、独り立ちへの思いを強くした。
阪神へ移籍する伏見とは来季、交流戦の初戦となる5月26日からの敵地・甲子園3連戦で激突する。打者・伏見との対戦を心待ちにし、「寅威さんは、真っすぐが強いのでフォークを投げたいけど、真っすぐいきたいですね」と、真っ向勝負を予告した。それでも、「寅威さんが打ってくれるとうれしいので、ランナーいないところで気持ちよく打たせてあげたいですね(笑い)」と、達らしいユーモアを交えたコメントで後輩らしい一面も見せた。プロの厳しさや、勝利の喜びを教えてくれた大先輩へ来季は結果で恩返しする。
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