6月27日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第10回戦は、2対1で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは、伊藤大海投手が先発マウンドへ上がった。毎回走者を出しながらも、粘りの投球で先制点を与えない。相手先発の平良海馬投手も譲らず、0対0のまま試合は後半戦へ。
均衡が破れたのは6回裏。内野安打で先頭打者に出塁を許した伊藤投手が、1死2塁から外崎修汰選手に適時打を浴び、先制点を奪われた。
6回まで1安打に抑え込まれていた打線は7回表、すぐさま反撃に出る。清宮幸太郎選手の安打で無死1塁とすると、万波中正選手に14号2ランが飛び出し、逆転に成功した。
打線は9回表にも無死2、3塁の絶好機を演出。しかし、相手野手陣の好守にも阻まれ、リードを広げられなかった。1点差のまま迎えた9回裏は、田中正義投手が1安打無失点で締め、2対1で試合終了。
北海道日本ハムは、先発した伊藤投手が7回1失点で今季4勝目。北海道出身投手として初めて、沖縄の地で白星をつかんだ。埼玉西武は、8安打1得点と打線がつながらず。7回2失点と好投の平良投手を援護できなかった。
123456789 計
日 000000200 2
西 000001000 1
日 ○伊藤大海-池田隆英-S田中正義
西 ●平良海馬-平井克典-ティノコ
文・吉村穂乃香
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