5月7日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第6回戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンク先発の有原航平投手は初回、味方の失策で走者を背負い、野村佑希選手の適時打で1点を失う。2回以降は安打を許しながらも追加点を与えず、8回116球5安打3四球6奪三振1失点（自責点0）でマウンドを降りた。

　打線は4回裏、山川穂高選手の2試合連発となる9号ソロで試合を振り出しに戻したが、以降は得点を挙げられず。9回表をオスナ投手が無失点でつなぎ、試合は延長戦へ。

　10回以降は松本裕樹投手、藤井皓哉投手、ヘルナンデス投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。打線は12回裏、近藤選手が二塁打、野村勇選手が故意四球、リチャード選手が安打で出塁し、無死満塁とサヨナラの好機を演出。代打で出場した周東佑京選手が犠飛を放ち、2対1で試合は終了した。

　勝利した福岡ソフトバンクは、ヘルナンデス投手が来日初勝利をマーク。緊迫した接戦を制し、2位・北海道日本ハムとのゲーム差を4.5に広げた。一方敗れた北海道日本ハムは、先発の山崎福也投手が7回92球5安打2四球3奪三振1失点の内容。打線は初回以降得点を奪えず、連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９101112　計
日 １００００００００ ０００　 １
ソ ０００１０００００ ００１Ｘ ２

日 山崎福也‐河野竜生‐杉浦稔大‐齋藤友貴哉‐田中正義‐●矢澤宏太
ソ 有原航平‐オスナ‐松本裕樹‐藤井皓哉‐○ヘルナンデス

文・薗田陽和

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