4月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第6回戦は、8対6で東北楽天が勝利した。

　東北楽天先発の荘司康誠投手は1回裏、藤岡裕大選手に2号ソロを浴びる。2回裏には無死1塁から佐藤都志也選手の適時二塁打で1点を失うと、連続四球で満塁とし、友杉篤輝選手の併殺の間の1点、続く荻野貴司選手の適時打で序盤に4失点。しかし3回以降立ち直り、5回86球5安打4四球6奪三振4失点で降板した。

　打線は3回表、島内宏明選手の適時打、岡島豪郎選手の遊ゴロで2点を返す。2点を追う6回表には連続四球で無死1、2塁の好機を演出し、小郷裕哉選手の適時打、1死満塁から島内選手の2点適時二塁打で5対4と逆転に成功。7回表には小深田大翔選手、浅村栄斗選手の適時打、敵失で3点を加える。

　リリーフ陣は6回から2イニングを無失点に。8回裏に渡辺翔太投手が2点を失い、後続に四球を与えたところで降板したが、1死1、2塁から登板した酒居知史投手が無失点でしのいだ。2点差の9回裏は則本昂大投手が締め、8対6で試合終了。打線は島内選手、小深田選手が2安打、村林一輝選手が3安打を放つなど、計12安打で8得点を挙げた。荘司投手は今季初勝利をマークしている。

　敗れた千葉ロッテは序盤に得点を重ねるも、先発の種市篤暉投手が5.1回121球6安打8四死球6奪三振5失点。3番手・澤田圭佑投手も1回4安打1四球3失点（自責点2）と粘れなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００２００３３００ ８
ロ １３０００００２０ ６

楽 ○荘司康誠-鈴木翔天-藤平尚真-渡辺翔太-酒居知史-S則本昂大
ロ ●種市篤暉-西村天裕-澤田圭佑-岩下大輝-中村稔弥

文・佐藤大暉

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