9月28日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第23回戦は、9対5で東北楽天が勝利。2位と「0.5」ゲーム差の3位に浮上した。

　東北楽天の先発・藤平尚真投手は2回表、野口智哉選手に先制の2号3ランを被弾し、2回3安打1四球3奪三振3失点で降板。それでも、直後の2回裏に鈴木大地選手の5号ソロで1点を返すと、続く3回裏には浅村栄斗選手の適時打などで同点に。さらに5回裏、1死2塁から小郷裕哉選手が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

　6回表は鈴木翔天投手が無死1、2塁のピンチを招き、代わった酒居知史投手も2死満塁からゴンザレス選手に同点打を浴びる。7回表には、5番手・宋家豪投手が福田周平選手に勝ち越し打を許したが、4対5で迎えた8回裏。無死満塁から岡島豪郎選手が同点打を放つと、辰己涼介選手、太田光選手の犠飛、村林一輝選手、小郷選手の適時打で4点を勝ち越した。

　最終9回表は松井裕樹投手が締めて試合終了。小郷選手が3安打3打点、3回から登板した内星龍投手は、3イニングを無安打2四球1奪三振無失点の好救援を見せている。

　敗れたオリックスは、先発・東晃平投手が5回7安打2四球3奪三振4失点（自責点3）。7回に一時リードを得るも、8回に打者一巡の猛攻を浴び逆転を許した。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０３０００１１００ ５
楽 ０１２０１００５Ｘ ９

オ 東晃平-小木田敦也-●阿部翔太-漆原大晟
楽 藤平尚真-内星龍-鈴木翔天-酒居知史-宋家豪-○安樂智大-松井裕樹

文・高橋優奈

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