小郷裕哉の逆転タイムリーでシーソーゲームに決着 東北楽天が接戦を制す

パ・リーグ インサイト

2023.8.15(火) 21:57

東北楽天ゴールデンイーグルス・小郷裕哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・小郷裕哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月15日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第18回戦は、5対3で東北楽天が勝利した。

 打線は2回表、先頭の伊藤裕季也選手が三塁打でチャンスを演出すると、フランコ選手の適時打で先制。援護をもらった先発の早川隆久投手だったが、2回裏に2死2塁から適時打を浴びて同点とされた。

 以降は両チームの投手陣が踏ん張り、無得点が続く。早川投手は5回から3イニング連続で得点圏に走者を背負うも、粘り強い投球で勝ち越し点を与えず、7回95球5安打3四球1失点でマウンドを降りた。

 すると8回表、先頭の小郷裕哉選手が四球で出塁。2死2塁という得点機で、代打・鈴木大地選手が打席へ。一二塁間への打球を二塁手がはじくと、小郷選手が一気に本塁を陥れ、待望の勝ち越し点を挙げた。

 8回裏に渡辺翔太投手が連続適時打で2点を失ったが、9回表に2死2、3塁の好機を演出すると、小郷選手の三塁打で逆転に成功した。浅村栄斗選手にも適時内野安打が生まれ、2点のリードを奪う。

 9回裏は松井裕樹投手が3者凡退で締め、試合終了。14安打を放った東北楽天がシーソーゲームを制した。敗れた埼玉西武は、先発のエンス投手が5回1失点。8回裏には、この日40歳の誕生日を迎えた中村剛也選手に勝ち越し打が生まれたが、増田投手が崩れた。

  123456789 計
楽 010000013 5
西 010000020 3

楽 早川隆久-○渡辺翔太-S松井裕樹
西 エンス-本田圭佑-豆田泰志-平井克典-●増田達至-田村伊知郎

文・吉村穂乃香

関連リンク

試合詳細/動画
「ライオンズ夏祭り」子連れおでかけにオススメな3つの理由
夏のスタジアム観戦にぴったりなアイテム
盗塁王争いは外崎、小深田、周東の三つ巴に

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE