7月12日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対広島第18回戦は、0対3でオリックスが敗れた。

　オリックスの先発は、ここまでリーグトップの6勝を挙げている曽谷龍平投手。2回表無死1、2塁のピンチを無失点でしのぐと、3回以降は3塁を踏ませない好投を披露し、6回4安打無四死球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　一方の打線は1回裏2死1、2塁の好機を逸すると、その後もホームが遠い。5回裏にも2死1、2塁としたが先制点は奪えず、7回まで0対0と膠着した試合展開となった。

　同点で迎えた8回表、前佑囲斗投手が2四死球と安打で2死満塁のピンチを招くと、適時打に悪送球が絡み、3失点。反撃したい打線は9回裏、佐野如一選手が二塁打を放つも、後続が倒れ試合終了。6安打を放ちながらあと一本が出ず、完封負けを喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０００００００３０ ３
オ ０００００００００ ０

広 コルニエル-益田武尚-○河野佳-アンダーソン-S薮田和樹
オ 曽谷龍平-黒木優太-●前佑囲斗-中川颯

文・河野桜己

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